株式会社アプレは、金・貴金属およびブランド品のB to Bに特化した買い取り・販売を手がける企業です。今回は、人事総務部 人事課で採用や労務、評価、組織管理など幅広い人事業務を担当されている阪井様に、「CHeck リサーチ」導入の背景や調査を通じて得られた気づき、今後の活用についてお話を伺いました。(2026年7月)
| 導入サービス | CHeckリサーチ」 |
|---|---|
| 課題 | ・過去に社内でハラスメントアンケートを実施していたが、第三者の視点から客観的に実態を把握したかった ・調査を「やって終わり」にせず、結果をその後の改善につなげたかった |
| 運用 | ・102名を対象に匿名のWebアンケートを実施 ・標準設問に加え、任意でコメントを記入できる設問を追加 ・経営会議やリスクコンプライアンス委員会で調査結果を共有 |
| 効果 | ・これまで認識できていなかったリスクや課題を把握できた ・人員体制やマネジメントに関する具体的な施策の検討につながった |
阪井様 過去に一度、Googleフォームを使用して社内でアンケートを実施したことがあります。当時は記名式で、「ハラスメントを見聞きしたことがあるか」「ある場合はいつ頃か」「誰かに相談したか」「相談できる人はいるか」といった内容を聞いていました。設問数は全体で15~20問程度です。
また、アンケートとは別に、コンプライアンスとハラスメントに関するeラーニング研修を年1回実施しており、現在も継続しています。
阪井様 外部に依頼するメリットとして感じていたのは、第三者の視点で調査できることです。
社内でアンケートを作ると、どうしても社内の人間が聞きたいことを聞いてしまいがちですし、自分たちが欲しい回答に寄るような質問内容になってしまうことがあります。そうではなく、きちんと第三者機関に調査してもらいたいという考えがありました。
阪井様 Web検索です。ハラスメントアンケート、外部、外注といったキーワードで調べて、何社か問い合わせをしようと思った中の1つが「CHeck リサーチ」でした。
アンケート会社は3社ほど検討しましたが、そのほかにも、ハラスメントアンケートを実施できるかという観点で、弁護士事務所にも2社ほど問い合わせています。
阪井様 一番の決め手は、コンサルティング会社と連携していて、調査結果に対するフィードバックだけでなく、次回に向けたアドバイスも受けられる点でした。また、アンケートやさまざまな調査を数多く手がけている会社であることも、選んだ理由の一つです。

阪井様 今回は、102名を対象にWebアンケートで実施しました。
匿名で実施したので、以前行った記名式のアンケートと比べると、回答のハードルは下がったのではないかと思います。
阪井様 設問の内容が非常に分かりやすかったです。深く考え込んで回答するというよりも、自分の状況や考えに照らして判断しながら回答できる内容でした。私自身も回答しましたが、その点はよかったと思います。
阪井様 以前社内で実施したアンケートは、基本的にハラスメントに関する内容のみでした。今回の「CHeckリサーチ」もハラスメントアンケートとして実施したものですが、コンプライアンスに関する設問も含まれているため、これらのリスクについても調査できたことは非常にありがたかったです。
阪井様 回答は任意ですが、実際に受けたハラスメントの内容などについて、コメントを記入できる設問を追加していただきました。
阪井様 全体としては、おおむね想定していた通りの結果だったと思います。割合についても、大きく予想と違うという印象はありませんでした。
一方で、これまで自分たちが想定していなかったようなケースも今回の調査で把握することができました。「こういうケースもあるのだ」と分かったことは、改めて調査を実施してよかった点だと思います。
阪井様 ハラスメントを見聞きした、あるいは実際に受けたという回答について、その後どのような行動を取ったのかという結果も確認しました。
対応としては、「直接本人に伝えた」「上司・先輩に相談した」「同僚に相談した」といった回答が大半だったので、社内でしっかりコミュニケーションを取ることができているのではないかと感じました。これは一つの良い点として社内でも共有できました。
阪井様 一方で、ハラスメントにあたるような言動をしてしまう側になり得る、管理職への研修は今後も行っていく必要があると感じています。
それと同時に、受け手側についても、「ハラスメント」と「必要な指導」の違いを理解するための研修が必要だということも改めて分かりました。
現在はeラーニングで研修を行っていますが、今後はもう少し本格的に、講師を招いた対面研修であるとか、30分程度の動画を見るだけではなく、テーマを絞った研修を実施することも検討しています。
阪井様 非常に見やすかったです。全体の結果はもちろん、コンプライアンスやハラスメントのスコア、現在の状況など、必要な情報が十分に確認できました。視覚的にも分かりやすかったと思います。
報告会は、今回特に期待していた部分でもありました。多くの企業の結果を見てきている第三者から、「当社はどうなのか」という点について客観的な意見をもらえることは、非常にありがたかったです。また、出ている結果に対して、他社ではどのような取り組みをしているのかという事例についても伺うことができ、参考になりました。
阪井様 経営会議と、社内のリスクコンプライアンス委員会で結果を共有しました。
今回の結果については、ハラスメントに関する回答が一定数あったものの、割合として特に悪い結果だとは受け止めていません。
一方で、今後「相談できない」という回答が増えるようであれば、安心して相談できる環境を整えていく必要があると考えています。また、今回把握できた課題についても、人事施策として継続的に対応していかなければなりません。そうした点について、人事に求められる取り組みを改めて確認するとともに、各事業部でもメンバーとのコミュニケーションを継続していく必要があるという認識を共有できました。
阪井様 はい、人事総務部内でも共有しました。部内では、ハラスメントというより、コンプライアンスに関する意見が比較的多く挙がりました。人員体制に余裕がない中で業務を回すことで、情報漏洩のリスクが高まったり、ミスが起こりやすくなったりするのではないか、という点です。そうした課題に対しても、今後どのような手を打っていくのか考えているところです。
阪井様 コンプライアンスの面では、人手不足に加えて、管理職の配置や役割分担が十分でない時期もありました。そのため、今後は管理職体制を整え、メンバーを適切にマネジメントできる環境をつくる必要があると考えています。
また、管理職に対するマネジメント研修も必要だと感じているので、研修会社を調べて検討しているところです。
ハラスメントについては、双方がしっかりコミュニケーションを取れていれば、起こりにくくなる部分はあると思っています。その意味でも、根本にある人手不足への対応や、管理職の意識やマネジメントのあり方を見直していくことが必要だと考えています。
阪井様 全体としては、おおむねイメージしていた通りの結果だったと思います。ただ、その中でも、先ほどお話ししたように想定していなかった部分が見えてきました。
また、こうしたアンケートを実施すること自体が、従業員に対して「会社はこうした問題をきちんと考え、意識している」と感じてもらうことにもつながると思います。その意味でも、今後も年1回程度、継続的に実施していく必要があると感じました。
阪井様 今回の調査で一番大事にしていたのは、「結果を見て終わり」にしないことです。
調査結果を踏まえて、今後どうしていくのかを考えるためのサポートが欲しいと思っていました。
実際に、自社の結果を踏まえて参考となるような他社事例を伺うことができましたし、具体的な対策についてもアドバイスをいただきました。
その中で、カスタマーハラスメントから従業員を守る会社の姿勢を示す方法についても話があり、厚生労働省が公開しているポスターをダウンロードして掲示するなど、具体的なアクションにつなげることができました。
*1dayコンサル:ハラスメント対策7つのメニューの中から、企業様ごとに対策が未実施もしくは不十分な項目についてヒアリングを行い、支援を実施するオプションサービス
阪井様 外部のハラスメントアンケートを利用するのは初めてでしたが、「CHeck リサーチ」は匿名で回答できるため、率直に答えやすく、実態に近い数字が出やすいのではないかと思います。
また、せっかく調査を実施するのであれば、「1dayコンサル」のような調査後のサポートも合わせて活用した方が、実施する側としても次のアクションにつなげやすく、結果への理解も深まりやすいと思います。
お話しいただき、ありがとうございました!