豊通マテックス株式会社は、繊維、紙の原料および紙製品などを取り扱う、豊田通商グループの専門商社です。同社の代表取締役社長である佐伯様に、Humapの従業員満足度調査「ASQ（アスク）」を実施された経緯やご感想についてお話を伺いました。（2023年4月）

「ASQ」導入の背景

従業員満足度を客観的な尺度で測り、向上させていく必要性を感じていた。

今回、はじめてES調査を実施されたそうですが、きっかけは何でしたか。

佐伯様　当社の社員が展示会で「ASQ」のサービスを拝見したことがきっかけです。かねてから、客観的な尺度で従業員満足度を測り、その結果に基づいて満足度を上げていくことの必要性を感じていましたので、一度導入してみようということになりました。私自身は展示会で直接拝見してはいないのですが、価格やスピード感、設問の内容、設問のカスタマイズが可能なこと、ベンチマークなど、色々と充実しているサービスだということで導入が決まりました。

ありがとうございます。他社のES調査も検討はされましたか。

佐伯様　ES調査に関して資料集めはしていましたが、「ASQ」のトライアルを試してみて非常に印象が良かったということで、具体的な比較検討まではせずに導入を決めました。

管理職も含む全社員を対象に実施。調査結果への関心度も高かった。

「ASQ」は全社員の方を対象に実施されたのでしょうか。

佐伯様　全員です。調査に参加することへの抵抗感はなく、設問の量もそこまで多くはないので、面倒がってなかなか回答してくれないといったことも起こりませんでした。インターネットで回答する形でしたが、回答方法も非常にわかりやすくスムーズに実施できました。やはり調査結果についてはみな関心があるようで、結果が気になるという声は聞こえてきましたね。

「ASQ」導入後の感想

出てきた結果を見て、想像とは異なる「新鮮な驚き」と「気づき」があった。

調査結果をご覧になって、どのような感想を持たれましたか。

佐伯様　調査結果を見る前に我々（経営サイド）が考えていたことと、実際の結果は必ずしも同じではありませんでした。想像とは大きく異なる部分もあり、「社員はこういうふうに思っているのか」という気づきがありました。そこは本当に新鮮な驚きで、こういった調査を通して客観的に従業員満足度を捉えることの重要性を強く実感しました。

レポートに関してはいかがでしたか。

佐伯様　調査結果を踏まえて指摘していただいた点やご提案については、「なるほど」と思う部分もあり、非常に役立っています。これから新年度に向けて経営会議等ありますので、調査で得た気づきや課題を重点的に、どう施策に反映していくかという議論に繋げ、具体的な施策に落とし込んで実行していきたいと考えています。

調査結果は全社員に公開。経年比較と施策の効果検証のため、今後も継続する予定。

調査結果は社員の方にも共有されたのでしょうか。

佐伯様　管理職には全データを公開、共有しています。その他の社員に対しては、設問によっては回答した人物が特定されかねない項目もありますので、そこには配慮して、一部を省いた上で公開しました。共有ファイルとしてサーバに置き、いつでも自由に閲覧できる形にしています。

今後もES調査は継続して実施される予定ですか。

佐伯様　そうですね。やはり客観的なベンチマークなり、経年比較なりを活用しながら、継続的に実施することが大事だと思います。それによって、行った施策に対しての改善度を見ていく必要があるので、今後も続けていきたいと考えています。

「ASQ」を検討中の企業様へひと言

佐伯様　当社は導入して1年目ではありますが、「ASQ」でES調査を実施したことによって、新しい発見と気づきを得られました。そしてレポートには調査結果だけではなく、ポイントを的確にとらえたアドバイスも盛り込まれています。調査をして終わりではなく、そういった気づきやアドバイスを具体的な施策にして実行を重ね、経年比較などを交えながら改善度を測っていくために非常に有効なツールだと思います。

お話しいただき、ありがとうございました！