雑談力を高める方法|トレーニング方法やネタ集を紹介

この記事を読む方の中には
「従業員の雑談力を高めたいがどんなトレーニングが必要?」とお悩みの方がいるのではないでしょうか。

そこで今回は、雑談力についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

雑談力とは

雑談力とは、相手との親密度に関わらず、間を持たずに会話ができる能力を指します。ビジネスの場面では、雑談によって円滑なコミュニケーションが期待できるため、身に付けておきたいスキルの一つです。

雑談力がある人・ない人の特徴

雑談力がある人とない人には、大きな違いがあります。

雑談力がある人の特徴

・聞き上手 ・話し上手 ・弱みを見せるのが上手 ・知的好奇心が強い

雑談力がない人の特徴

・会話のネタがない ・自分の話をしがち ・沈黙を恐れる ・リアクションが少ない

 

雑談力がある人は、相手のことをよく見聞きしています。雑談力がない人は、相手を意識しないため、自分の話が多くなり、会話のネタがありません。しかし雑談力は、鍛えれば高められます。いくつかのポイントを意識して雑談力を高めましょう。

 

雑談力を高めるメリット

雑談力を高めるメリットには、次のようなことがあります。

  • 相手との関係を構築して心理的安全性を高める
  • 場の雰囲気を和ませる
  • アイスブレイクになるため会議で意見が出る

 

雑談により、適度な距離感で会話ができるうえに、双方の理解が深まるため、良好な関係が築けます。良好な関係に発展すると、心理的安全性が向上し、エンゲージメントの促進につながるでしょう。 雑談で仕事とは関係のない話をすると、場が和みます。場を和ませてから仕事の情報を得るなど、ビジネスシーンでの活用も期待できます。アイスブレイクとは、本題と関係のない話題で発言を促すコミュニケーション術です。アイスブレイクにより、緊張状態がほぐれるため、活発な意見交換が期待できます。

雑談力を高めるポイント

雑談力は、3つのポイントを意識して雑談すれば、自然と雑談力が高まります。

相手に関心を示す

相手に関心を示して共感が得られる話や相手が興味を持っている話題を見つけて会話をすると、スムーズに雑談ができます。関心の示し方は、話のネタだけではありません。相槌や相手の話に合わせて表情を変えるなど、聞き上手を目指すと相手が話す機会が増えて会話の幅が広がります。

2種類の質問を活用する

2種類の質問とは、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンです。

オープンクエスチョン:相手が自由に答えられる質問

オープンクエスチョンは、相手との関係をより深めたい時に使います。いつ・どこで・誰が・何を・どうして・どのようにを表す「5W1H」を使った質問は、回答しやすいうえに会話の幅が広がるおすすめの質問法です。

クローズドクエスチョン:Yes・Noなど回答を限定する質問

クローズドクエスチョンは、初対面の相手やあまり親しくない段階の相手と雑談する時に使います。「今日は電車で来られたのですか?」「お昼は食べましたか?」など、あまり考えずに答えられる質問をすると、会話のきっかけ作りに効果的です。

相手を観察する

普段から相手を観察して好みが把握できれば、興味のある話題を用意できます。一度会話した経験がある相手の場合は、過去に話した内容の活用も可能です。興味のある話題を探す時は、相手のリアクションを見て判断できます。

また、一つの話題に関連するネタを話して広げていくのもおすすめです。

 

雑談力を高めるトレーニング方法

雑談が苦手な方に向けて、雑談力を高めるトレーニング方法をご紹介します。

挨拶+ひと言で会話

挨拶の後に30秒程度で終了する短い会話を積み重ねて雑談力を高めます。ひと言とは、次のような会話です。

  • 昨日はとても暑かったですね
  • 今日はよい天気ですね
  • 髪切ったんですね

簡単な会話は、会話のきっかけ作りや場が和む効果があります。

ショップ店員を観察

接客は、会話が弾む人や無口な人など、あらゆる顧客の対応をします。さまざまな経験をしているショップ店員の会話術を見れば、多くの学びがあります。学ぶ時は、成功だけでなく失敗している例を見ておきましょう。相手を不快にさせる理由が見て学べるはずです。

専門家のアドバイスを受ける

専門家は、雑談の成功や失敗など、数多くのケースを見ているはずです。専門家のアドバイスを受ければ、一人でトレーニングするよりも効率的に雑談力が向上します。 当社で実施中の「CHeckハラスメント研修」では、コンサルタントやカウンセラーなど多彩な講師陣による研修を実施しています。雑談力向上に関する講義も対応可能なため、ぜひご活用ください。

 

雑談におすすめのネタ集

よくある雑談のネタを用意しておけば、沈黙が流れた時に用意したネタを話せば、場が和みます。そこで、雑談におすすめのネタをご紹介します。

天気や季節

天気や季節は、誰にでも使える万能なネタです。ただし、天気や季節の話だけでは、すぐに会話が終り、沈黙が流れるケースも多くあります。そこで、季節に続いて食べ物や衣服など、広げられるネタをセットで用意しておくのがおすすめです。

地域の情報

地域の情報は、地域にあるお店の話や混雑など交通情報などがあります。地域の情報は、ニューオープンのお店や混雑を回避するための抜け道など、普段から情報収集できるネタです。特に、相手の出身地や現在の住まいが同じ地域の場合は、積極的に活用しましょう。

ただし、あまり親しくない相手に突然出身地や住まいを聞くと、怪しまれるため、注意が必要です。

最近の変化

髪型・服装・話し方など、前回会った時から変化した点をネタにするのもおすすめです。ネタにする時は、嫌味がないように会話します。

相手が気づいてほしいものをさりげなく褒めると、とても喜ぶでしょう。気づいてほしいものを察知するためには、日常的な観察が大切です。

木戸に立てかけし衣食住

「木戸に立てかけし衣食住」とは、雑談に使えそうなネタ11個の頭文字をとった言葉です。

  • 木:季節
  • 戸:道楽
  • に:ニュース
  • 立:旅
  • て:天気
  • か:家族
  • け:健康
  • し:仕事
  • 衣:衣類
  • 食:食事
  • 住:住居

会話に迷った時や、沈黙が流れた時など、とっさの場面で活用するとよいでしょう。

雑談力を磨いてコミュニケーション活性化を目指そう

雑談力とは、親密度に関わらず面と向かった会話ができる能力のことです。関係の構築やアイスブレイクで場を和ませます。雑談力を高めるためには、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分けて、日頃から相手に関心を持つことが大切です。 会話に迷った時や沈黙に困った時に備えて、天気や季節・地域の情報などよくあるネタを準備しておくとよりスムーズに雑談できます。 雑談力の高め方を資料にまとめました。無料配布中のため、ぜひご活用ください。

 

 

執筆者

Humap編集局

株式会社アスマーク マーケティング・CSチーム運営

Humap(ヒューマップ)編集局は、従業員1万人規模の独自調査や、CS活動を通じて寄せられる「現場のリアルな悩み」に基づき、ハラスメント・エンゲージメント・働き方改革といった組織課題解決のための知見を発信する専門組織です。
単なる用語の解説に留まらず「改善につなげる具体的な手法」や「取り組みのコツ」など明日から自社で活用できる、実践的なコンテンツを企画・制作しています。

【活動の実績】
ハラスメント・エンゲージメント・働き方改革に関する知見発信において、自社登壇セミナー開催数は累計320回、申込者数は23,000人を突破。関連資料の利用者は17,000人以上。(※2026年現在)

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【学術・教育支援】
大学等の教育機関へ1万人規模の実証データを提供し、PBL(課題解決型学習)教育の支援も行っています。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000593.000018991.html

監修:竹中 重雄(Shigeo Takenaka)
株式会社アスマーク マーケティング管轄 マネージャー

リサーチ業界およびマーケティング領域で10年以上のキャリアを持つスペシャリスト。従業員満足度調査「ASQ」のサービス立ち上げに参画し、業界比較分析も起案。人材コンサル会社と協力し「やりっぱなしで終わらせず、改善できるES調査」の開発を主導。

本記事の監修にあたって: 自身の豊富な実務経験に基づき、公開情報の正確性と、読者の皆様のビジネスに即した実用性を厳格に審査しています。

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