企業成長のカギはシニア人材?企業ができるサポートとは

この記事を読む方の中には

「人手不足でシニア人材を採用したいが、不安がある」とお悩みの方がいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、シニア人材の活用に向けたハラスメントについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

 

シニア人材とは

シニア人材とは、高齢労働者のことです。高齢者の定義は、目的により異なりますが、世界保健機関(WHO)では、65歳以上をシニアと定めています。内閣府が発表した「令和5年版高齢社会白書」によると、日本における65歳以上の人口は、全人口に対して29.0%です。

 

労働力を補うべく、シニア人材の活用を目的とした「高年齢者雇用安定法」では、65歳までの雇用確保義務に加えて、定年制度の廃止や70歳まで雇用を確保する努力義務が定められています。日本企業においても高齢化が進み、シニア人材の活用が重要視されています。

シニア人材が企業成長のカギになる理由

シニア人材の採用に不安を感じる企業もいるでしょう。しかし、シニア人材は、企業の成長に欠かせません。その理由は2点です。

少子高齢化の進行による労働力の減少

以前の日本企業における定年の年齢は、60歳が基本でした。しかし、シニア世代が3割を占める現代においては、少子高齢化に伴う労働力不足が課題です。

 

労働力不足の状態では、日々のタスクに追われて生産性の高い仕事ができないでしょう。シニア人材を活用し、労働力不足を解消する制度の制定が、企業成長のカギとなります。

ITリテラシーの高いシニアが増えている

以前は「高齢者はパソコンができないから、パソコンを使う仕事は向いていない」と考えられていました。現代は、パソコンやスマートフォンなどのITツールは、年代問わず生活に欠かせないツールです。日常的に利用するため、ITリテラシーの高いシニアが増えています。

 

シニア人材を採用しても、ITツールの教育は不要です。採用後も必要最低限の教育で済むため、より早く企業が成長できるでしょう。

よくあるシニア人材へのアンコンシャス・バイアス

アンコンシャス・バイアスとは、潜在的に持っている価値観のことです。先入観や固定観念とも言われます。シニア人材に対するアンコンシャス・バイアスをご紹介します。

 

新しいことを覚えられない

シニア人材は、新しいことを覚えられないと考えられがちです。シニア人材にあたる方は、自分でも無意識に「新しいことを覚えられない」と考えてはいませんか?

 

確かに、若い世代に比べれば、覚えるのは遅いかもしれません。しかし、覚える力は人それぞれです。シニアだから覚えられないのではなく、その人自身を見ることが大切です。

過去のやり方や成功体験に固執する

シニア世代は、仕事の経験が豊富です。失敗もあれば、多くの成功もあるでしょう。「経験が豊富だから意見しにくい」と感じるのであれば、アンコンシャス・バイアスを感じている証拠です。

 

シニアだから成功体験に固執しているわけではありません。シニア人材を採用したいと考えるのであれば、払拭すべきアンコンシャス・バイアスです。

プライドが高くて扱いにくい

年齢を理由に「プライドが高く扱いにくい」という考えも、アンコンシャス・バイアスです。シニア世代も活躍した方がよいと考えている人も多くいる反面、扱いにくさを感じている方もいます。

 

しかしシニア世代の方も、自己肯定感が低かったり、声かけに迷ったりしているだけかもしれません。扱いにくいと感じる場面においても、世代ではなく社員の人柄を見ることが大切です。

アンコンシャス・バイアスが招くハラスメントリスク

アンコンシャス・バイアスを感じないままシニア世代と接すると、意図しないハラスメントを招く恐れがあります。ハラスメントを起こす人は、多くの場合が無自覚です。ハラスメントをしてはいけないと分かっていても、アンコンシャス・バイアスから無自覚にハラスメントにあたる言動をしてしまう可能性があります。

 

「〜するべき」「そういうもの」という言葉が出たら、アンコンシャス・バイアスを持っているサインです。無意識のうちにハラスメントになっているかもしれません。

 

シニアを含めた人材のために組織ができること

アンコンシャス・バイアスは、シニア人材における問題だけではありません。潜在的な固定観念を持っていると、無意識なハラスメントを招く恐れがあります。反対に、アンコンシャス・バイアスに気付けば、無意識なハラスメントを防ぐことができます。

 

しかし、自らアンコンシャス・バイアスに気付くのは難しいでしょう。そこで組織は、アンコンシャス・バイアスに気が付く機会を提供するのが重要と言えます。

アンコンシャス・バイアスに気が付く機会を提供する「CHeck」

アスマークの「CHeck」は、アンコンシャス・バイアスに自ら気付く機会を作るコンプライアンス・ハラスメント対策パッケージです。

 

「CHeck」では、5つのサービスを提供しています。

 

  • CHeckリサーチ:実態把握と研修を兼ね備えたリサーチ
  • CHeckリサーチLGBTQ+:SOGIハラ実態調査と理解度向上に効果的
  • 研修:アセスメント研修やLGBTQ+研修など課題にあわせて柔軟に対応
  • 予防対策サポート:厚生労働省が推奨する7つのメニューに対応
  • 外部相談窓口:夕方以降や土日も対応可能な第三者機関による窓口

 

アンコンシャス・バイアスを自覚できる施策として、CHeckリサーチと研修がおすすめです。

事前テストで隠れたリスクを発見できる「アセスメント研修」

「CHeck」のアセスメント研修は、事前に受けるアセスメントテストの回答を用いた参加型の研修です。アセスメントテストでは、情緒安定性など個人要因から企業風土など組織要因まで、10種類のリスクについて、注意度と背景要因を分析します。

 

研修当日は、テスト結果に基づいた研修とフィードバックを実施し、行動変容計画を立てて今後に生かします。

 

「CHeck」の研修カリキュラムをこなすことで、アンコンシャス・バイアスに気付けるでしょう。

回答を見て自分の行動を振り返る「リサーチ」

「CHeck」のリサーチは、ハラスメントの実態を把握するための従業員アンケート調査です。回答中の各所にハラスメントの解説画像を差し込んであるため、回答するだけでハラスメントに対する知識が学べます。

 

ハラスメントの場面を想像しながら回答することで、自身の行動やリスクに気付く機会となるでしょう。

 

シニア人材は、少子高齢化の日本において、欠かせない存在です。近年は、スマートフォンやパソコンが普及しています。「シニアだからパソコンができない」「シニアは扱いにくい」といったアンコンシャス・バイアスを持っていると、経験豊富で優秀なシニア人材と仕事ができる機会を失いかねません。

 

いち早くアンコンシャス・バイアスに気付き、対策することで、組織が活性化します。組織は、アンコンシャス・バイアスに気付ける機会を多く作っておきましょう。

 

アンコンシャス・バイアスに気付ける施策として、アセスメント研修や社員のリサーチを活用してみてはいかがでしょうか。

執筆者

Humap編集局

株式会社アスマーク マーケティング・CSチーム運営

Humap(ヒューマップ)編集局は、従業員1万人規模の独自調査や、CS活動を通じて寄せられる「現場のリアルな悩み」に基づき、ハラスメント・エンゲージメント・働き方改革といった組織課題解決のための知見を発信する専門組織です。
単なる用語の解説に留まらず「改善につなげる具体的な手法」や「取り組みのコツ」など明日から自社で活用できる、実践的なコンテンツを企画・制作しています。

【活動の実績】
ハラスメント・エンゲージメント・働き方改革に関する知見発信において、自社登壇セミナー開催数は累計320回、申込者数は23,000人を突破。関連資料の利用者は17,000人以上。(※2026年現在)

【受賞歴・社会活動】
・SUCCESS STORY AWARD 2025 アワード受賞(座席管理ツール「せきなび」)
受賞詳細:https://digi-mado.jp/success-story-award-2025/sekinavi/

【学術・教育支援】
大学等の教育機関へ1万人規模の実証データを提供し、PBL(課題解決型学習)教育の支援も行っています。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000593.000018991.html

監修:竹中 重雄(Shigeo Takenaka)
株式会社アスマーク マーケティング管轄 マネージャー

リサーチ業界およびマーケティング領域で10年以上のキャリアを持つスペシャリスト。従業員満足度調査「ASQ」のサービス立ち上げに参画し、業界比較分析も起案。人材コンサル会社と協力し「やりっぱなしで終わらせず、改善できるES調査」の開発を主導。

本記事の監修にあたって: 自身の豊富な実務経験に基づき、公開情報の正確性と、読者の皆様のビジネスに即した実用性を厳格に審査しています。

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